株式会社
アスラポート・ダイニング
代表取締役社長
山口 伸昭

株主のみなさまへ

 日頃、弊社へのご支援を賜りまして誠にありがとうございます。このたびの株主様ご優待制度の廃止につきましては、株主のみなさまに多大なご迷惑をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げます。今回のご優待制度廃止決定の経緯ならびに弊社の現状、そして今後の方針につきましてご説明いたします。

 平成21年3月期の第1四半期決算は、8月12日に公表しました通り、営業損失が2百万円と若干の赤字となりました。これは北関東エリアを地盤とする弊社子会社の株式会社ゲンジフーズが計画を大きく下回ったことが主な要因であり、その他3社の業績は順調に推移いたしました。ゲンジフーズは道交法改正による飲食機会の減少、魚介類を始めとする多くの原料価格高騰、そしてガソリン値上がりによる車での外食手控えなどの影響を強く受けました。

 これによりまして、グループの連結決算がご報告の通りの業績に留まりましたので、今後に向けて数々の業績改善施策を打ち出してまいりました。まず効果が上がりますのは経費の削減ですので、この項目の洗い出しをおこないました。その結果、役員の責任として取締役報酬のカット、人件費の削減、交通費等の一般管理費の見直しなど、あらゆる効果的なリストラ策を立案実施していくことにいたしました。

 その一環として、株主様ご優待制度の見直しについても検討を重ねましたところ、次の理由によりその廃止を決定するに至りました。第一に、弊社の利益に占める株主様ご優待の費用が過大となったこと。第二に、弊社のご優待券はアスラポートグループ店舗のほか、全国の協力企業店舗でもご利用いただけるため、収益の社外流出となっていること。第三に、現在のご優待制度は全ての株主様にとって公平・平等な贈呈方式となっていないこと、などによるものでございます。ご優待制度を多くの株主様にご支持いただいていることは、重々承知しておりましたが、予想を超えるスピードで外部環境が激変しており、やむなく基準日間近の決定となってしまいましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。

 コスト削減の一方で、事業会社としては、それぞれの事業を今後とも拡大発展させる必要があります。とりわけ居酒屋「おだいどこ」は、今後も伸ばしていく業態と位置づけ経営資源を集中投入しております。また、中期計画では、M&Aを手段として事業ポートフォリオの最適化を目指し、今後とも有望案件には積極的な投資をおこなってまいります。さらに、業界の垣根を越えた業務提携を含め、企業価値の向上に寄与できるような取り組みにも積極的に対処していく所存でございます。

 世界の経済環境は厳しさを増しており、消費者心理の悪化も伝わるなか、確実にコスト削減をおこない、またダイナミックな事業リストラクチャリングを断行してまいります。これらにより、早期に業績を改善いたしまして、みなさまに安心して株式をお持ちいただけるよう努めてまいります。どうぞ、これらの経営施策にご理解を賜りたく、今後ともよろしくご支援のほどお願い申し上げます。


平成20年 9月 27日

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