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・2023年3月期の業績について
 当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による影響を受けながらも3月にはマスク着用義務も緩和されるなど、社会経済活動の制限が緩和され正常化が進んでおりましたが、ウクライナ情勢の緊迫化、原材料価格やエネルギー価格の高騰、急激な円安進行等の影響により、依然として先行き不透明で厳しい経営環境が続きました。
 当社グループは、「食を通じた新たな価値の創造と提供」をミッションに、「新たな価値を生み出すブランド創出」、「新たな価値を提供する多様な販売手法の構築」、「新たな価値を支える経営基盤の確立と持続的な成長」という3つの中長期戦略に取り組んでおります。
 このような状況の中、事業ポートフォリオの再構築として、生産事業への経営資源の集中や販売事業における製販一体型事業への移行等を進めてまいりました。また、並行して2022年5月13日に公表いたしました経営改善計画に基づき収益改善に努め、販売事業部門では不採算継続事業の撤退・売却、生産事業部門では穀物価格やエネルギーの価格変動リスクを吸収する値上げ等の対策、流通事業部門では円安の影響を改善するための売価調整、そして本社部門では固定費削減等に取り組みました。
 以上の結果、当連結会計年度の売上高76,713百万円(前年同期比9.0%増)、営業損失は400百万円(前年同期は営業損失791百万円)、経常損失は750百万円(前年同期は経常損失827百万円)となり収益改善が進みました。親会社株主に帰属する当期純損失は、2,197百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失1,884百万円)となりました。
 今後の経営戦略につきましては、黒字への転換ならびに純資産の回復を図るべく、前期に引き続き「コア事業への選択と集中」、「値上げと売価調整」、そして「経費削減」を収益・財務改善の方針とし、各施策の実施と推進に努めてまいります。

2023年7月

株式会社JFLAホールディングス
代表取締役社長 檜垣周作

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